こんにちは、ようすけ(@yo_haus)です。
このブログでは、ヘーベルハウスの実際の住み心地や、家づくりのポイントなどを紹介しています。
家づくりをすると決まったら、さっそく週末に家族で住宅展示場へ直行!
…といきたい気持ちは分かるのですが、何の準備もなくいきなり住宅展示場へ行くというのは、まさに鴨がネギを背負って行くようなもの。
事前に押さえておきたいポイントがありますので、展示場へ行きたい気持ちをグッとおさえて、じっくり家づくりに取り組みたいですね。
今回は、住宅展示場へ行く前に「最低限これくらいの下準備が必要」と思うことを9個紹介していきます。
参考になるものがあれば幸いです。
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1. ノートを1冊用意しておく
まず、ノートを一冊用意すると非常に便利です。
ルーズリーフの方があとで整理しやすくてベター。
家づくりはあらゆる情報を集めて、整理して、書き留めておくことが必要になってきます。
たとえば以下のようなことです。
- 要望やアイデアを書き留める
- 訪問した住宅展示場のメモ
- 資金計画のメモ
- 気に入った写真をスクラップする
などなど。
紙に書き出しておくことで、考えが整理されてスッキリしますし、打ち合わせで要望を伝え忘れて後悔するということもなくなります。
また、打ち合わせの記録を書き留めておいても良いですね。
2. 家に対する要望を家族で話し合う
ノートを用意したら、家族で家づくりに対する要望を出し合い、しっかりメモしておきましょう。
具体的には以下のようなことを考えておきたいです。
- 外観のこと
「西洋風の見た目が好き」「モダンな見た目が好き」など - 好きなインテリアのテイスト
「カフェ風」「モダン」「重厚」「ナチュラル」など - 断熱について
高断熱で暖かい家にしたいのか、ほどほどで良いのか - 収納について
どれくらいモノがあるか?
ウォークインクローゼットは必要か?
玄関収納は必要か?
アウトドア用品はどこに収納するか? - 必ず実現したいこと
「100インチのスクリーンで映画を見る」
「大きなキッチンで料理をしたい」
「書斎で副業をしたい」
「ベランダでバーベキューをしたい」など - 現在の住まいの不満点
「寒い」「暗い」「キッチンが狭い」「収納が少ない」など - いらないと思う設備
「ベランダ」「トイレの窓」「パントリー」「浴室乾燥機」など
これらをある程度考えておくと、打ち合わせがとてもスムーズになります。
3. おおよその予算を決めておく
自身の年収や返済期間から、無理のない予算を決めておきます。
コツは2段階で決めておくことです。
- 建前用
- デッドライン
住宅メーカーによっては、こちらが提示した予算ギリギリで見積りを作ってきたりもします。
ですので、「建前として実際に使えるよりも少なめの予算」と「これ以上は支払うことが出来ない予算(デッドライン)」を決めておくと良いと思います。
オプションによって、変更契約時には100万円〜150万円が加算されることも想定しておくべきでしょう。
4. 家族構成の変化・子どもの成長をイメージしておく
住宅情報誌の実例を見ていると、オシャレだけど「子どもが生まれたらどう対応するつもりだろう」「子どもの思春期にプライバシーが確保できないのでは?」といった家が目につきます。
家づくりを始めた当初は親子3人の家族だったとしても、将来的に子どもは増える可能性がありますよね。
また、ペットを飼いたくなった時に「ケージやトイレをどこに置くのか?」なども問題になるかもしれません。
余裕があれば5畳ほどのユーティリティルームを作っておくと便利だと思います。
例えば、
- 子どもが増えたら子ども部屋に
- 書斎として利用
- 納戸として利用
- ゲストルーム
などに活用できます。
5. 各部屋で欲しい広さを考えておく
「リビングは20畳欲しい」「子ども部屋は6畳」など、各部屋で欲しい広さを考えておくことで、最終的に必要になる家全体の大きさを見積もることができます。
例えば、
- リビング20畳(33㎡)
- 寝室6畳(10㎡)
- 子ども部屋5畳×2(15㎡)
- トイレ×2(4㎡)
- 洗面所と浴室(7㎡)
- 玄関、廊下、階段など(25㎡)
合計すると約95㎡=30坪ほどの住宅となります。
ここに各ハウスメーカーの坪単価を掛けることで、およその費用が分かりますね。
6. SNSで好きなインテリアの写真を集めておく
「instagram」や「Pinterest」などのSNSを活用して、気になった住宅やインテリアの写真をたくさん集めておくことをオススメします。
写真を集めていくことで、
- 好きなテイストが見えてくる
- 好きなカラーリングがわかる
- 採用したい家具や雑貨を知ることができる
- 新たな家づくりのアイデアを発見できる
といったように、家づくりの具体的なイメージがしやすくなります。
打ち合わせにおいても、営業さんや設計士さんに好みの雰囲気を伝えやすいです。
7. 最低でも1冊は家づくりに関する本を読む
今どき住宅に関する入門的な情報などは、WEB上で無料でいくらでも手に入ります。
とはいえ、WEBのみで情報収集していると、どうしても興味のある内容に偏って調べてしまいがち。
個人的には書籍の方が体系的に情報がまとまっているのでオススメです。
入門書のテイストも様々ですので、Amazonなどネット通販ではなく、実際に書店でかるく中身を確認してから購入した方が良いと思います。
8. 自身の信用情報を確認してみる
クレジットカードや分割払いの支払いに延滞などがある場合、信用情報に「事故」として履歴が残ってしまい、住宅ローンの審査に通過できないなど非常に不都合な事態になります。
いわゆる「ブラック」と呼ばれる状態。
進めていた住宅計画が一気に頓挫してしまう可能性があります。
「CIC」などで即日開示が出来ますので、念のために調べておくことをオススメします。
9. 実印を作っておく
住宅を契約する際には、市区町村へ届け出を行った「実印(じついん)」が必要になります。
一般的には「認印」よりも大きい15mm前後、フルネームで作成されたものを実印として使用します。
ハンコ屋さんで5,000円〜10,000円程度で作ってもらえますので、住宅の検討を始めたタイミングで作成・届出をしておくとスムーズですよ。
家づくりって、まず何から始めればいいのかよく分かりませんよね。
そこで、ついつい近くの住宅展示場へ行ってしまいがちですが、ハッキリ言っておすすめ出来ません。
なぜなら
① オプションてんこ盛りの豪華なモデルハウス
② プロのセールスマンによる営業トーク
③ 期間限定のキャンペーン
などなど、展示場にはその気にさせる仕掛けがたくさん。
これでは冷静な判断など出来るはずがありません。
「タウンライフ家づくり」サイトを活用すれば、わざわざ展示場を訪れる必要もなく「無料」「一括」で見積りがもらえちゃいます。
気になる会社のプランを事前に揃えて、しっかりと比較・検討しておきましょう。